2017年2月26日日曜日

肺と横隔膜の正しい位置?

肺の位置は、普通、わかってるよ!と思うだろうけれど
「鎖骨の上まで肺があるよ」と言うと「はい?」と聞き返されることが多いので、書いてみる。

ボディマッピングの発想だと、肺の正しい位置をちゃんと知ることによって、呼吸が楽になる。肺はこんな感じ。
鎖骨の上まで肺がある。赤いのが横隔膜。
肺の上を滑るように肩甲骨がある。

胸郭の図。

横からみた肺の図。
私は肺はもっと下だと思っていた。

肺は意外と大きいと思いましたか?小さいと思いましたか?

息を吸うと横隔膜が下がり
、肺が大きくなる。

私は腹式呼吸の影響か、
息を吸う→お腹が膨らむ→横隔膜があがる
間違った意識を持っていたせいか、呼吸が浅かった。今から思えば。

息を吸う時は…

・横隔膜が収縮して下がる


・お腹が広がる

・骨盤底筋群が下がる

・脊柱が寄り集まり少し縮む

息を吐く時は…

・横隔膜が緩んで上がる

・お腹がへこむ

・骨盤底筋群が上がる

・脊柱が上下に伸びる

最後の「脊柱の伸び縮み」というのは全然知らなかった!
これを意識すると結構呼吸が深くなる。

息を吸うと肋骨は斜め上に引き上げられているけれど、
脊柱は縮んでいる。

潮の満ち引きのような呼吸を自分で感じていたつもりだけど、脊柱の伸び縮みは、ずっと逆に考えていた。

結構、ボディマッピングは面白い。

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