21世紀になってパワーヨガブームがあって
怪我をする人が多かったんだか、
アメリカの流行りだったのかどうか知らないけれど
「解剖学」を学ぶのが大事、という流れもあって
という本も買ったのだけど、何でこれでケガが予防できるのか、よくわからなかったw
今ならわかる。例えば関節。
実際の関節の位置と、
頭で思っている関節の位置がずれていると
関節を痛めやすくなるから。
であるし、
筋肉もどこからどこについているかがわかれば、
その筋肉が収縮する正しい方向に身体を動して
的確にその筋肉が使うことができる。
身体の構造にあうように身体を動かすと
変な力みがなくなり、
身体を動かすのことが本当に気持ちがよくなる。
まだまだ私も
身体の構造を勘違いをしている所がとても多いけれど、
間違えに気がついて
動かし方を変えると動きやすくなる
…という経験を
地味ぃーに繰り返しているところ。
って思ってると、
「脳が正しく、股関節の位置をわかれば」
こんなキャッチに惹かれてつい、
本を買っちゃうw
独特の表現が多くて、正直わかりにくいのだけど、
‟脳がその関節を関節として非常に正しい位置で捉え、「そこは確かに関節だ」ということをしっかり認識できる関節脳が作られると、その関節の周囲の筋肉は脱力するのです。(P105 )”
など、
「奥まった位置にあってわかりにくい股関節の正しい位置を、
脳で理解できればパフォーマンスがよくなる」
という理論が書かれている。
ケガが多いと言われるアシュタンガヨガも
「正しい関節の位置はどこだろう」
「どう動かすのが正しいのだろう」
という観点でポーズをやっていくと
ケガはしにくいし、
確かにシークエンスの組み方はとても良い、というのは実感する。
(正直、こんなんでやってくとフルプライマリーどころか、ハーフプライマリーだけでもお腹がいっぱい)
本来のハタヨガの、身体に対する世界観、を思うと
解剖学の知識なんて、邪道っちゃぁ邪道なのだけど
研究された解剖図を誰もが見ることができる現在、
自分が思っている身体の構造と
実際の身体の構造とのズレを認識していく、
というのは
変なスピリチュアルにひっかかりにくくw
身体にもよいので個人的に超おすすめ。
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