2020年1月26日日曜日

身体の場所を意識する(股関節編)

身体のどこを使うか?というので覚えておくといいのがこれ↓青が正しい

肩は先の方で動かすのではなく、脇の下の方

股関節は赤い丸がついている大転子ではなく、鼠蹊部の真ん中よりちょい上の奥にあるところ
ここを意識すると楽に身体が動かせる。

しっかし股関節はなかなか意識しにくい場所にある。
青くなっているのが健康系界隈で有名な腸腰筋。
これの後ろに股関節があるのだけど、わかります?


「足はお腹から動かせ」
という言葉があるけれど、腸腰筋が、お腹の奥の背骨から、股関節の下の内側へと繋がっているからですね。

ヨガのポーズをとるときに、腸腰筋と股関節の位置を意識してみる、というのは結構有効です。

どちらも身体の奥にあるから、普通に生きてたら意識しにくい所なんで「わかんねーよ」と言いたくなるとは思うけどw

人の身体とは不思議なもので、わからないならわからないなりにでも意識してみるというだけで、全然楽に動かせちゃったりすることだあるんです。

結局、肩のこと全然書かないで股関節ばかりになっちゃたなー😅
最後に股関節の写真3連発!




女神のポーズ

Googleさまにおいて「女神のポーズ」で画像検索したスクショ。
基本はワイドスクワットで、手は手のひらを正面に向けてあったり横向きだったりムドラ組んでたり合掌だったり色々。

この「女神のポーズ」は昭和のヨガの本には載っていないと思う。
佐保田ヨガの後継者の番場先生の「ヨーガのすべて」という厚いポーズ集にも無いし、飛ぶ成瀬先生の「ハタ・ヨーガ完全版」にもないし、なんなら2000年初頭の平成ヨガブームに発売されたアメリカ発「ヨーガバイブル」にもない。
ついでに古典と言ってもよいアイアンガー先生の世界的ベストセラー「ハタヨガの真髄」にも無い。
(どーでもいいけど私、なんでこの10年間でこんなにもヨガポーズの本を買ってしまったのかw)

でもマタニティーヨガでは定番で、クリパルヨガの女性講師が1980年代に考案したとの説がある「月礼拝」において中心的なポーズでもある。

なんとなくこの、お相撲さんの土俵入りを彷彿とさせてしまう「女神のポーズ」。
私は「いかにも西洋人が考えた、インドのふくよかな女神の絵をイメージしたポーズ」という感じがして結構好きw(ほんとに西洋人が作ったかどーかは知らんけど)
弱りがちな内転筋を刺激し、ヒップアップにもいい、という美容的なメリットもあるけれど、膝を痛めないように足先と膝の向きを同じにして、反り腰にならず、下腹部と骨盤底筋群をしっかり引き締めて、なんとなく雄々しい女神をイメージしてポーズをとっている。


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2020年1月25日土曜日

太陽礼拝

太陽礼拝はアシュタンガヨガのA、Bとか、シバナンダの太陽礼拝とか色々なバージョンがあるけれど、私がよくやるのはアシュタンガヨガの太陽礼拝と、伊藤武さんの「図説ヨーガ大全」にあった12ポーズのバージョン。

アシュタンガヨガの太陽礼拝はジャンプも入るし、Bは腕立て伏せも多いので交感神経が活発になり、テンションがあがる。
Bを5回もやった日には軽く走ったかのような爽快感があったりする。

写真であげた12ポーズのバージョンは、新年→春→酷暑(草木が枯れたり干ばつで人が死んだりする)→復活の雨季→収穫の秋→冬…と、生死や一年を廻るのを意識してやりやすいのが好き。


アシュタンガの方はダウンドッグの5呼吸の時に、手足からエネルギーを下腹にためるイメージでやって、下腹にたまった熱エネルギーが背骨を通して全身をめぐるイメージでやっている。

身体のエネルギーをでっち上げでも何でも感じることができるようになると、非常に気持ちがよく、よく「ポーズが本の通りにできなくてもいい」と言われるけど、本当にその通りだと思うw

アシュタンガの太陽礼拝A

アシュタンガヨガの太陽礼拝B


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